授業にも探求型学習にも活用できる学習教材

電気の利用

用意するもの

  • 乾電池、乾電池ボックス(ここでは単1電池を使用しています)
  • 豆電球、豆電球用ソケット
    (このほかにも乾電池で動くDCモーターや電子オルゴールなども使用できます)
  • ワニ口クリップ3本

豆電球、電池ボックスをつなげる

ワニ口クリップを使います。線の色は関係ありません。
プラスとマイナスのつなぎ方を間違えると、うごかなかったり部品が壊れることもあるので注意しましょう。

  1. リレースイッチ右と乾電池のプラスをつなぎます。
  2. 乾電池のマイナスと豆電球のマイナスをつなぎます。
  3. 豆電球のプラスとリレースイッチの左をつなぎます。
    回路が一周つながっていればOKです。
    まだつなげた部品は動きません。

リレースイッチで豆電球をON/OFFする

マイクロビットのボタンでリレースイッチをON/OFFしてみましょう。
Aボタンを押したらスイッチON、Bボタンを押したらスイッチOFFのプログラムを作ります。
うまく動かない場合は、つなぎ方が間違っていないか、電池がちゃんと入っているかを確認しましょう。
ワニ口クリップが壊れていることもあります。

人が来たら電気がつく/人がいなくなったら電気が消える

人の動きに反応してリレースイッチをON/OFFしてみましょう。
人感センサーを使って、人に反応するプログラムを作ります。

  • 人が来たら、スイッチON
  • そうでなければ(人がいなくなったら)、スイッチOFF

暗くなったら電気がつく/明るくなったら消える

明るさに反応してリレースイッチをON/OFFしてみましょう。
マイクロビットの明るさセンサーを使って、明るさに反応するプログラムを作ります。
マイクロビットの明るさセンサーはボタンの間にある、25個のLEDの部分です。

  • 暗くなったら、スイッチON
  • そうでなければ(明るくなったら)、スイッチOFF

「かつ」と「または」

「かつ」や「または」のブロックを使うと、2つの条件を組み合わせることができます。
「かつ」は2つの条件を両方満たすと動きます。
「または」はどちらか1つの条件を満たすと動きます。

  • 「暗い」かつ「人動いた」ら、スイッチON
  • そうでなければ、スイッチOFF

アイコン、LED、音などを組み合わせて、オリジナルのアイデアを考えましょう!


小学校学習指導要領に記載されている第6学年「電気の利用」において
・身の回りには電気の働きを目的に合わせて制御したり、電気を効率よく利用していたりするものがある
・目的に合わせてセンサーを使い、モーターの動きや発行ダイオードの点灯を制御する
といった内容をプログラミングで体験することを想定しています。